ヘルシーな蛋白源として世界中で必要とされている海産物の量は年々増加しており、しかし捕獲される量は気候変動、海洋汚染、温暖化による回遊魚の回遊コースが変化するなどして減少する傾向です。
日本人はマグロを好み、その消費量は世界の漁獲量の1/3に達しています。過剰な捕獲でマグロが激減し世界中の海域で漁獲制限や管理措置を厳しくする動きが高まっています。寿司ネタ、刺身でマグロが食べれない?日が来るかもしれません。
世界中の漁獲量は減少の一途をたどり、人口増加、健康志向などで水産養殖業の重要性が増しています。しかし、養殖と言えば撒き餌や病気抑制のための薬物投与などによる海洋の水質汚染や汚濁が原因となり、かつてハマチの養殖で海洋環境汚染や奇形などをもたらしました。湖や河川の養殖場は汚染された地下水、工場排水、生活排水が流れ込んだ場合、安全性が損なわれます。 |