遺伝子組換え作物(GMO作物)と小麦や大麦、大豆の乾燥剤としても多用されています。
特に小麦は収穫前(プレハーベスト)にラウンドアップを散布すると人工的に枯れて乾燥が早まり品質のコントロールにも効果があって収穫作業も簡単になるため農家から絶大な支持を集めております。
日本は小麦のグリホサートの残留基準値を5ppmから30ppmに引き上げています。グリホサートは植物特有のアミノ酸合成経路を阻害するため人間には安全と宣伝されてきましたが、同じ経路を持つ腸内細菌には異常を起こすことが危険視されています。
理解不能な基準ですが、グリホサートの残留基準が日本では食品によって異なっており「小麦」や「そば」は30ppmですが米や玄米では1ppmとされています。1ppm基準は食材1mgの量に対してグリホサートが0.01mg残留していても安全とするもので、「米や玄米」に対して「小麦やそば」には30倍(0.3mg)の濃度が残留していても安全としています。 |