ECOだより





環境ホルモン(内分泌攪乱物質)への危機感、問題意識が薄れていませんか?!

現在作られている化学物質は3000万種以上、市場で流通している種類は10万種以上あります。「内分泌撹乱物質については現在、科学的知見の集積に努めているところであり、内分泌撹乱作用による人体への有害な影響を防止する等の観点からの規制は行われていない。」・・・ 環境省


ホルモンの作用
ホルモンの作用
ホルモンとは動物体内の内分泌腺から生産&分泌され、直接血液中に入って他の器官に達し、その機能に作用を及ぼす物質の総称です。ホルモンは必要な時期に(早すぎず遅すぎず)必要な濃度で(多すぎず少なすぎず)存在して、はじめて正常な働きをします。

例えば気持ちが高揚した時
『アドレナリンが出た!』と表現しますが、アドレナリンは副腎髄質ホルモンとして分泌される神経伝達物質で、交感神経(興奮・緊張した時に強く働く)の働きを高める作用があり、闘争、攻撃、興奮、など自分の意志では分泌コントロ一ルができないホルモンの一つです。

主なホルモン分泌器官は甲状腺、上皮小体、膵臓、副腎、性腺、下垂体、胸腺等です。それぞれ固有のホルモンが分泌されます。
例:膵臓から分泌されるインスリン(ホルモン)は血糖値を下げるために作用します。




環境ホルモンの作用と問題点
ホルモンの作用
環境ホルモンとは農薬や添加物、プラスチックなどの化学工業製品に含まれ生物に悪影響を与える計測できないほどの極微量な石油成分や化学物質を指します。その作用は生物ホルモンになりすましホルモン受容体に結合して生殖機能や内分泌機能の働きを撹乱し、生物のメス化や代謝障害、神経伝達障害、発達障害を及ぼします。問題点は極微量な量でも作用を及ぼすために摂取回避と因果関係の特定が難しい事です。




ホルモンバランスの乱れによる影響
ホルモンの作用
近年、若年層に更年期症状が増えています。本来、更年期障害とは加齢によるホルモン生産能力の低下とバランスの乱れが原因で自律神経失調を招き身体的、精神的不調をきたす症状ですが、加齢に関係のない若年層への更年期症状の広がりはまさに環境ホルモンの影響といえます。

糖尿病患者の推移日本人に糖尿病患者(人口比率で成人の約6.3人に1人)と糖尿病予備軍が年々増加している実態と婦人科系ガン(2006年 ガン罹患率: 子宮ガン28.5、卵巣ガン12.1)の低年齢化と発症率は、生殖器官への影響を及ぼす環境ホルモンとの因果関係も視野に入れるべきものです。

また、胎児期や乳児期は化学物質や環境汚染の影響を受けやすいため母体や乳児期の摂取物は慎重に選択する必要があります。




イジメや虐待行為は人間性の崩壊?!
ホルモンの作用
「キレる」、感情の高ぶりをコントロールできず&イジメや虐待行為を抑止できない精神状態は過剰なアドレナリン作用と考えられます。暴力に抵抗できない乳幼児を虐待により死に至らせるケースは氷山の一角で社会全体では虐待を止められない親がたくさん存在しているのが現実です。

人間は動物と違って感情抑制力があります。人間の喜怒哀楽の感覚は先天的に備わっているものですが、辛抱、我慢、忍耐、集中力という神経感覚は医学的にみても後天的に鍛錬して身に付ける才能なのです。

また、感情コントロール能力は身体が健全であってはじめて身に付くものです。学校教育や親の躾も問題視されていますが、環境ホルモンにより日本人の人間性が破壊されているとしたら人間的成長もままなりません。

30歳代以下の世代はコンビニ世代といわれ、幼少期から身体が成長した現在までほぼ毎日添加物入りの食材を食しているため、食材に入っている添加物は安全だから入っているモノと認識してしまい疑う感覚が希薄化しています。

安定剤を誤認・・・?

現状の日本社会の有り様は、企業の利益優先主義や官民の一部の既得権益者の利己政策がもたらした負の遺産状態です。

弊社企業理念にも記載しておりますが、20世紀の文明発展がもたらした社会の歪みを未来に向けて修復していかなければなりません。

例えば、大人が飲用するようなサプリメントを幼少の子供達に飲用させるのは全く不自然な行為です。老若男女、全ての人々の心身の健康を守るために体内酵素(エンザイム)を蘇活し生物学的ホルモンバランスの調整に役立てることが可能な「素粒水」の機能性や価値観が日本済世の手段の一端を担えると確信しております。

是非是非、幼少期から水の大切さや環境への意識を高める子育てとふれあいを通して未来の日本の健全な発展につないでください。


エッ!そうなんだ・・・