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2020年4月より水質管理目標設定項目に有機フッ素化合物の「PFOS(ピーフォース)」と「PFOA(ピーフォア)」が追加され、その目標値が「PFOS」と「PFOA」を合わせて50ng/L以下と設定されています。
国際的健康勧告値は70ng/L(1日当たり2Lの水を70年間飲んでも、体内に取り込まれた化学物質が健康への影響が無いと予測される値)。
2023年11月にWHO(世界保健機関)のガン研究機関(IARC)は、「PFOS」に発ガン性の可能性あり、「PFOA」は発ガン性ありと評価しています。 |
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環境中でほとんど分解せず生物体に蓄積されるため、現在PFOSは残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約において、2009年5月に使用制限の対象物質として登録され、国内においては2010年4月から特定の用途を除き製造、輸入、使用が禁止されています。PFOAについては2019年5月のストックホルム条約会議にて、特定の用途を除き廃絶することが決定されています。 |
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日本の水道水の水質基準や目標値は、主として世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインを参考に決定されていますが、PFOS、PFOAの有害性としては血中コレステロール値の上昇、甲状腺疾患、腎臓ガン、発育不全、肝機能の低下などの研究報告がありますが詳細は不明です。
2019年沖縄県の米軍基地周辺の川からPFOS、PFOAが高濃度で検出されたことを受け2020年に水質管理目標設定項目に追加となっています。
米軍横田基地に近い井戸では更に高濃度で検出されており、原因は大規模火災用の泡消化剤が漏出したものとされています。 |
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2024年、国内各地の河川や井戸水から高い濃度で検出されるケースが相次いでいます。
東京都内全域での地下水調査では全体の3分の1にあたる21の自治体で国の目標値を上回る値が検出されました。 |
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沖縄では嘉手納基地周辺を流れる川や基地内の井戸群からPFOS等の濃度が他水源から比較しても高いことから対策を強化しています。
また、岡山の山あいの地区の浄水場では目標値の28倍のPFASが検出されています。 |
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当社のキッチン用および浴室シャワー用浄水器ともカートリッジにはろ過材の「粒状活性炭」よりも比表面積で2倍以上、残留塩素その他不純物のろ過性能で約5倍の機能を持つ「繊維活性炭」を使用しておりますので今回の有機フッ素化合物(PFOS/PFOA)が水道水に残留したとしても除去可能な品質となっております。
但し、使用累計水量など使用状況によってはろ過能力を超えることも考えられますので、ご家庭での万全な対策としてはカートリッジが届きましたら忘れることなく必ず交換していただく、または交換周期を早めてご利用いただきますようお願いいたします。 |
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「ワンウォーターECOで「PFOS」と「PFOA」のろ過能力試験結果報告書」はコチラ >>
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