医療機関で癌の診断がなされた場合、重粒子線治療の希望があることをその医療機関で相談して下さい。原則として、重粒子線治療をおこなう各施設の受診には癌の診断がなされた医療機関からの紹介状・資料が必要になります。 |
重粒子線治療をおこなう各施設の多くは予約制となっております。各機関ごとに手続きが異なります。 |
治療施設で受診していただき、適応(治療可能か否か)を検討します。適応の検討のために、追加の検査が必要となる場合もあります。 |
治療する場所が治療中に動かないようにするために患者さん専用の固定具を作成します。固定具完成まで1〜2週間要します。完成後、固定具を付けた状態で専用のCTやMRI等の検査を数回おこない得られた検査データをもとに治療計画を作成し、さらに治療計画と器具の検証をおこないます。いずれも精密な作業となる為ある程度の日数を要します。 |
治療回数は癌の種類や状態、各施設で異なります。入院が必要の場合もありますが通院治療も可能です。 |
治療後の病変や副作用がないかの確認のため定期的な通院が必要となります。 |