ECOだより





絶対に避けたい! 食品添加物の実態
1日何種かな・・ わが家はどうなんだ?

食品に含まれる添加物によって加工食品の見た目、鮮度感、食感、防腐効果、乳化作用、味の調整、香り付け等々が整えられ「飽食」に満たされた如く目先の食環境が整備されております。「ECOだより Vol.02」でもそのカラクリをご紹介しておりますが、食品添加物の認可のための毒性試験は全て動物実験でおこなわれており、私たち人間が五感で感じて自ら訴えないと分からない個人差のある微妙な不快感や症状は確かめられる術も無いまま今や食品添加物は1485品目もあります。
(平成23年7月19日現在 消費庁食品表示課)


食品添加物

2010年度の40歳〜89歳までの疾病統計をみると死亡要因の1位が癌(30歳〜39歳の死亡要因の2位が癌)であり、特定保健用食品やサプリメント提案を筆頭に健康産業の成長や発展が国民の健康に全く寄与できていない統計事実があります。その要因の一つは毒性要素の強い食品添加物の日常的摂取にあると推測されます。全ての添加物を避けるのは困難ですが、今回のECOだよりで示す添加物には充分注意をされて避けていただくことをお勧め致します。

食品添加物・ガン死亡率・サプリメント市場の推移



@亜硝酸Na(ナトリウム)=発色剤…肉製品や魚卵などが黒ずむのを防ぎます。
亜硝酸Naは魚肉、魚卵、食肉に含まれるアミンという成分と結合しニトロソアミンという発ガン性物質に変化します。アミンには化学構造によって第1アミン、第2アミン、第3アミンがあり、このうち第2アミンとの反応性が高くなります。米国ではベビー食品への使用が禁止されています。


Aカラメル色素=天然着色料…食品に褐色をつけます。
カラメル色素にはT、U、V、Wの4種類があり、このうちV、Wにはアンモニウム化合物が含まれており、それが変化して発ガン性が指摘されている4−メチルイミダゾ−ルとなります。現在は問題なしとされておりますが、免疫阻害や変異原性の危険性は伴います。


Bアスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK(カリウム)=合成甘味料
アスパルテームには必ず「L−フェニルアラニン化合物」という言葉が添えられています。これはフェニルケトン尿症の子どもがL−フェニルアラニンを摂取すると脳に障害が起こる可能性があるため注意喚起の意味で併記されています。スクラロースは農薬の開発中に発見された有機塩素化合物です。有機塩素化合物は胎児の催奇形性への影響が懸念される成分です。アセスファルムKも前記2種の合成甘味料も体内で消化分解されず肝臓、腎臓に達します。




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